図書室あと地

褪せた灰桃色のカーペット。

ひとりの冬は自分であたためる(ココアレシピ)


ひとり暮らしの夜は、やっぱりさびしいですか。


仕事を終えて帰っても部屋は寒くて、暗くて、話し相手もなくて。食べるものも自分でなんとかするか、さもなくば飢えるか。お風呂をいれるのがもったいなくてシャワーで済ませる日々。隣人に迷惑をかけないよう短時間で髪を乾かして、だまって眠る。

想像だけで身震いできる私は、ひょっとしたらそんな暮らしに押し潰されてしまうタチなのかもしれない。


なのに、私は今ひとり暮らしをしてみようと動いている。自分から言い出したことだけれど、話が進めば進むほど気遅れしてしまう。いま誰かに強く止められたら、私は喜んで計画を白紙に戻すだろう。だからどうか止めないでほしい。いずれは、一回は、かならずこうならなきゃいけなかった。


でも、寂しさに潰れる日の心の準備はあったほうがいいかな。だから、ちゃんと私に教えて欲しい。

ねえ、ひとり暮らしは寂しいですか。

 


寂しさをうまくあたためる方法として、私がひそかに有力視しているスキルがある。

あったかいココアを自分でつくれること、だ。


私に言わせれば、自作ココアと比べたら市販のココアなんか目じゃない。濃さも甘さもお好み通りだし、簡単なのに周りの人に自慢したいほど美味しいのが作れる。

料理なんかほとんど作れない私にできるんだから、ほんとに誰でもできる。カップ焼きそばをきれいに混ぜるスキルさえあれば。

だから、寒い今のうちに試してみてほしい。これで幸せになれるひとは私だけじゃないはず。

 

 


*用意するもの*

①ココアパウダー(スーパーで売ってる)

②牛乳

③砂糖orはちみつ お好みで

 


あとはマグカップティースプーン

 

 

*作りかた*

①マグカップにココアパウダーを入れる。

ティースプーン2杯が目安。お好みで調整。


②牛乳を少しだけ注いで、ココアと混ぜる。

ふた口ぶんくらいの牛乳があれば大丈夫。ティースプーンで練り合わせるようにします。最初ぜんぜん混ざらないけど慌てなくて大丈夫。

お湯で練っても簡単。


カップ一杯ぶんになるまで牛乳を足して混ぜる

お砂糖・はちみつもこのタイミングで入れている

ちなみに無糖でも美味しい。

完ぺきには混ざらないと思うので、大きなダマがなくなってくればよしとする


④電子レンジで温めます

目安は500W2分くらい。

カップの大きさなんかと要相談


あったまったらひと混ぜして、完成。

 


もし、自分の部屋に友だちが遊びにきたら、その時もココアを作って、あったかいマグカップを手渡したい。「おいしいでしょ」って自慢して、作り方を教えたい。そんな夢を見ている。


ねえ、ひとり暮らしだって大丈夫だよね。